【知らなと危険】タイヤのサイズが同じでも規格が違うと空気圧が違う?

タイヤのサイズが同じでも規格が違うと空気圧が違います。

適正空気圧でないとタイヤの負荷能力が落ちてしまい危険ですので、タイヤ交換後は注意が必要になります。

また店、ガソリンスタンドの店員さんもよくわかってない場合があるので知っておくと安心です。

目次

タイヤ規格について

タイヤの規格には大きく分けて2種類あります。

JATMA規格
「一般社団法人 日本自動車タイヤ協会(JATMA)」が定めている規格です。

ETRTO規格とは
「欧州タイヤ及びリム技術機構(ETRTO)」が定めている規格です。

ETRTO規格には「ETRTOスタンダード(STD)規格」と「ETRTOエクストラロード(XL)規格(レインフォースド[RFD]規格も同じ)」の2種類があります。

この2種類も空気圧が違うので注意が必要です。

タイヤ規格が変わった時の空気圧の調べ方

運転席のドア付近にタイヤのサイズと空気圧が書いたステッカーを探してみてください。

ステッカーにJATMA規格、ロードインデックスが93と書いてあります。

現在使用しているタイヤをXL規格、ロードインデックスが98とします。

※ロードインデックスとはタイヤに負荷することが許される最大の質量を表す指数です。

空気圧別負荷能力一覧表を見ます。

JATMA規格 負荷能力対応表

ロードインデックス180kPa190kPa200kPa210kPa220kPa230kPa240kPa250kPa
93550565585600620635650

ETRTOエクストラロード(XL)規格 , レインフォースド[RFD]規格 負荷能力対応表

ロードインデックス180kPa190kPa200kPa210kPa220kPa230kPa240kPa250kPa
98555580600625645665

JATMA規格ロードインデックスが93、純正指定の空気圧が230kPaの交わったところを

見ると、負荷能力635㎏になります。

次に現在使用しているETRTOエクストラロード(XL)規格 , レインフォースド[RFD]規格ロードインデックスが98。

JATMA規格の負荷能力635㎏に耐えられる数字をETRTOエクストラロード(XL)規格 , レインフォースド[RFD]規格で見ますと645㎏になります。

そうしますと空気圧は240kPaになります。

まとめ

タイヤの規格が変わると10kPaも変わることがわかりました。

規格が変わって空気圧をそのままで使用すると負荷能力が落ちてしまい大変危険になります。

もし買い替えをする時はその点を注意するといいと思います。

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